三多摩造園業協同組合は昭和49年発足。40年以上の歴史がある協同組合です。
組合員の事業発展と共に組織も大きく発展
昭和47年に東京都植木農業協同組合(通称:植木農協・JA東京植木)が発足し、2年後の49年12月21日に植木農協の組合員の中で三多摩地区において造園工事を営んでいる組合員により三多摩造園業協同組合を設立し、当初は国分寺市に事務所を構えて活動を開始した。
初代の尾林長正理事長(田無支部)の尽力により労働保険事務組合の認可を取得し、組合員の雇用の安定と労働災害対策の基盤を確立した。その後、歴代の理事長及び副理事長をはじめとする役員は、さざ波景気やバブル景気、そしてバブル崩壊後の厳しい低迷時代の日本経済の変化に対応しながら造園業界の役割などに対し敏感に反応して活動を展開してきた。
総務部を中心に組合運営を行い、指導部にて造園の技術技能の向上や伝承に力を注ぐとともに事業部においても共同受注をはじめ損害賠償保険や作業の安全を喚起指導するなど組合員の事業所と組合の発展に寄与してきた。
鈴木理事長の時代には、1期3年の役員任期を2年にするとともに組織の充実強化を図るため組織広報部を設置し、組合の広報紙「三造協たより」の定期発刊を開始すると同時に多摩環境緑化研究会を立ち上げ、専門家としての勉強会にも力を注いで組合活動を活性化させてきた。
また、三多摩造園業協同組合は、一般社団法人日本造園組合連合会東京都支部の構成員として多くの組合員が加盟しており、日本で最大規模の分会として常に理事を輩出し、日本の緑化産業や造園文化の礎として40年余りにわたって貢献している。
歴代理事長
代 | 名前 | 支部 | 期間 |
初代 | 尾林 長正 | 田無支部 | 昭和49年~昭和53年 |
2代 | 村越 惣十郎 | 府中支部 | 昭和53年~昭和59年 |
3代 | 鈴木 藤一 | 小金井支部 | 昭和59年~平成3年 |
4代 | 石川 皓一 | あきるの・日の出支部 | 平成3年~平成8年 |
5代 | 市川 秀夫 | 多摩支部 | 平成8年~平成14年 |
6代 | 鈴木 登志也 | 町田支部 | 平成14年~平成19年 |
7代 | 金子 実 | 清瀬支部 | 平成19年~平成23年 |
8代 | 阿部 伍朗 | 昭島支部 | 平成23年~平成27年 |
9代 | 関 一博 | 国立支部 | 平成27年~平成29年 |
10代 | 萩生田 國弘 | 多摩支部 | 平成29年~現在 |